青山ひかる

デビルウイルスという人間を狂暴化、さらに悪化すると魔物にしてしまうウイルスが蔓延し始めた。そのウイルスに対抗する部署、デビルウイルス対策課が警視庁と厚生労働省によって新設された。女捜査官の使臣京と、リーサルエンジェルに変身する力を持つナースの天馬命は、バディとなってウイルスに犯された人間と戦っていた。デビルウイルスをばらまいている女怪人ロゼビアは、かつて科捜研で働いていた京の友人で、ただのナースだった命を捕らえてデビルウイルスを注入していたぶり、結果としてリーサルエンジェルに変身する能力を与えた女だった。それぞれの思いが交錯する中、女たちの戦いは烈しさを増していく。